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 秋季近畿地区高校野球県大会(県高校野球連盟主催、朝日新聞社後援)は7日、皇子山と県立彦根の両球場で準々決勝がある。来春の選抜大会出場校を選ぶ資料になる近畿大会=21日から大阪市此花区の大阪シティ信用金庫スタジアム(舞洲球場)=に出場できるのは上位3校。甲子園を目指す8強のこれまでの戦いを振り返った。

 今夏の滋賀大会優勝の彦根東は甲子園でも登板した増居翔太(2年)、原功征(同)ら投手陣が安定し、失点0で勝ち上がった。打線も好調で2試合計18安打、20得点を記録。守備でも無失策と隙がない。増居は打線でも中軸を担っている。

 今大会は伝統校の活躍も目立つ。春夏合わせて5回甲子園に出場している伊香と膳所も準々決勝に進んだ。伊香は初戦でランニング本塁打を放った井上優希(2年)ら打撃力がある選手が多い。膳所は1、2回戦で計18安打26得点をあげ、2試合連続でコールド勝ちした。3回戦では大津商に逆転サヨナラ勝ちし、チャンスの場面で打てる勝負強さがある。

 第1回全国中等学校優勝野球京津大会から出場している比叡山は選手層が厚く、投打のバランスが良い。3回戦では中角太陽(2年)が本塁打、青山武樹(同)が1失点で完投した。

 県勢として初めて全国高校野球選手権大会(1953年)に出場した八日市は、1、3回戦で完投した荒見渉真ら、力のある1年生がチームを引っ張る。

 2015年の選手権滋賀大会1回戦以来の公式戦勝利の日野は投手の小西秀明(2年)が3試合連続で完投。1、2回戦ともに1点差で制し、3回戦はコールド勝ちで勢いに乗る。2年ぶりの秋季近畿大会出場を狙う近江兄弟社は、堅実な戦いぶりで勝ち上がった。3回戦ではシード校の水口を奥川陽斗(2年)が完封。打線も3試合で36安打19得点と好調だ。

 今夏の滋賀大会準優勝の近江は3回戦で、2年連続選抜大会出場の滋賀学園を破った。昨夏の滋賀大会で4番を任され甲子園にも出場した北村恵吾(2年)がけがから復帰し、再び4番としてチームを引っ張る。また1年生バッテリーの林優樹と有馬諒が冷静な試合運びでリズムを作っている。=敬称略(石川友恵)

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