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 文化の力で東アジアの相互理解を進める事業「東アジア文化都市2017京都」の能楽公演が13日に、京舞公演が15日に、それぞれ中京区の二条城二の丸御殿台所で開かれる。東アジアとの交流によってもたらされ、日本の精神文化の中で磨かれてきた伝統芸能の魅力を、国内外に伝えるために企画された。

 能楽公演は13日午後6時半開演。観世流能楽師、片山九郎右衛門さんの能「紅葉(もみじ)狩(がり)」、大蔵流狂言師の茂山千作さん、千五郎さんによる狂言「萩(はぎ)大名」が上演される。妖怪研究で知られる小松和彦・国際日本文化研究センター所長は「日本人と鬼(妖怪)のかかわり」をテーマに話す。

 京舞公演は15日午後6時半開演。京舞井上流五世家元、井上八千代さんの「虫の音」、井上さんの長女の井上安寿子(やすこ)さんの「八島」、祇園甲部歌舞会の芸舞妓(げいまいこ)による「祇園小唄」などがある。地震学者の尾池和夫・京都造形芸術大学長が「花鳥風月と日本人」をテーマに話す。

 料金は各日一般2800円、学生1500円(当日はそれぞれ500円増し)。問い合わせは京都市文化芸術企画課(075・222・3121)へ。(大村治郎)