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 今季、日本ハムの投手陣に一つのルールがあった。試合前の練習時にベンチ入りしている最年少選手が、全員の飲み水が入ったペットボトルを運ぶ。ただ運ぶのではない。サンリオのキャラクター「マイメロディ」の、ピンク色をした、かわいらしいリュックサックに入れて運ぶのだ。

 初代の「マイメロリュック」担当だった3年目の右腕、石川直也(21)は「村田さんが始めたんです。メジャーでやっているらしくて」。インディアンスなどに在籍し、今季から日本ハムに加入した村田透(32)が、大リーグで新人が先輩から持たされる「キャンディーバッグ」の風習にならい、まだ開幕前の3月、オープン戦で訪れた岡山のショッピングセンターで買い求めた。

 その「マイメロリュック」が、今季の公式戦も残り2試合となった5日、大谷翔平(23)の背中にやってきた。これまでは年下がいたり、「僕は野手なので」と、投打「二刀流」を理由に回避していたが、ついに、ピンクのリュックを背負った大谷。練習後はリュック姿でチームメートの横尾俊建(24)や、筒香嘉智(26、DeNA)の打撃フォームをマネするなど、楽しそうだった。(山下弘展)