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 スペインの憲法裁判所は5日、同国北東部のカタルーニャ自治州が一方的な独立宣言に踏み切るかどうかを議論する9日の州議会本会議の開催を差し止めた。州側が強行した住民投票に続き、その結果の議論も憲法違反にあたる可能性があるとした、独立反対派の議員らの訴えを認めた。

 カタルーニャ州のプッチダモン首相は、投票率4割ながら9割が独立に賛成したと主張する1日の投票について、この週末には結果が確定すると説明。「州の機関が市民の意見に応じた行動をとる」とし、本議会の議論を踏まえ、9日にもスペインからの独立宣言があるとみられてきた。

 これに対し、独立に反対する左派系の州議会議員らは、「憲法違反の恐れがある議題では、公職が遂行できない」と主張し、憲法裁判所に5日に提訴した。憲法裁は緊急事態だとして、直ちに差し止めを決めた。(バルセロナ=青田秀樹)

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