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 体操の世界選手権は5日、カナダ・モントリオールで男子個人総合決勝があり、白井健三(日体大)が6種目とも大きなミスなくまとめ、86・431点で3位に入り、銅メダルを獲得した。

 予選4位だった白井健三(日体大)は1班でゆかからスタートして、15・733点の高得点で、首位で滑り出した。自身の名前がつく最初の大技、後方伸身2回宙返り3回ひねりを決めると、そのあとも安定した演技で着地もほぼ決めた。出来栄えの点でも評価を受けるきれいな演技だった。

 白井は2種目めのあん馬は大きなミスを抑えて、13・433点。予選でやや乱れた下り技も無難にまとめて予選よりもわずかに点を伸ばしたが、この時点で2位となった。

 続く3種目めは苦手とするつり輪。だが終盤の倒立でわずかに揺れるなど細かいミスにとどめ、13・666点と踏ん張った。

 前半の3種目を終えて、42・832点。順位は6位と下げたが、練習通りの落ち着いた演技を続けた。

 4種目めは得点源とする跳馬。「シライ/キム・ヒフン」と名がつく得意の跳躍を決めて15・000点と得点を伸ばし、この時点で3位に浮上した。続く平行棒もきれいにまとめて14・633点。最終種目の鉄棒を残し、3位につけ、鉄棒でも自分の演技を出し切り、13・966点。エース内村航平(リンガーハット)をけがで欠いた決勝で、体操ニッポンの面目を保った。(モントリオール=潮智史