[PR]

 楽天は10日、米プロバスケットボール協会(NBA)と複数年のパートナーシップ契約を締結したと発表した。楽天の三木谷浩史社長がNBAのアダム・シルバー・コミッショナーと共同で東京都内で記者会見して明らかにした。国内での独占的な放映権やグッズ販売の権利などを含めた包括的な契約となる。契約年数や金額は非公表。

 楽天はNBAの新シーズンが始まる今月18日から、動画配信サイト「Rakuten TV」で、楽天が選んだ週9試合(平日1日1試合、土日は1日各2試合)を月額972円で配信するサービスを開始。また、通販サイト「楽天市場」などにNBAの公式グッズを販売する特設ページを設けるという。

 NBAの試合はこれまで、WOWOWやNHKが放送してきた。楽天の平井康文副社長は会見で「楽天そのものは放送事業者ではないので、国内放送事業者と交渉中。サブライセンシング(二次使用権)を検討している」と話した。

 楽天は9月にNBAの昨季王者ウォリアーズとの複数年のパートナーシップ契約も発表している。NBAとは7月から交渉を進めてきたという。三木谷社長は「世界トップのプロスポーツをさらに盛り上げるべくサポートしていきたい」と話した。

 NBAのシルバー・コミッショナーはNBAの試合が10年以上日本で開催されていないことに触れ、「新しいリーグが生まれて日本ではバスケットの機運が高まっている。アジアへの遠征は簡単ではないが、日本の皆さんに生で観戦してもらうというのは素晴らしい経験になる」と話した。(伊木緑