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 ウェットスーツと実験機材、クーラーボックスなどを積んだ小型ボートで青緑色の海を進みながら、ステファノ・ピラーイノは浜辺の方を振り向き、なぜ海水浴客たちが海に入っていかないのかを説明してくれた。

 「クラゲがいるのを知っているから」とピラーイノ。サレント大学(訳注=長靴の形にたとえられるイタリアの「かかと」にあたるサレント半島の主要都市レッチェにある名門大学)の教授で、動物学が専門だ。

 イタリア南東部に位置するこのアプリア(プリッチャとも呼ぶ)地方には、バロック様式の白亜の家並みや透き通った海に魅了されてヨーロッパ中から観光客がやって来るが、クラゲの大群も押し寄せている。気候変動で海水温が上昇する期間が長期化し、このゼラチン状の生物がすごい勢いで増殖するようになった。

 クラゲの個体数の激増は何年も…

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