神戸山口組系幹部ら、建設現場の鉄板窃盗容疑で逮捕

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山本恭介、井上昇
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 愛知県警は17日、建設現場の鉄板を盗んだとして、指定暴力団神戸山口組系の組幹部ら3人を窃盗容疑で逮捕し、発表した。東海地方では現場の鉄板が盗まれる被害が相次ぎ、昨年1月以降は3県で100件以上(2億円以上相当)発生している。県警が関連を調べる。

 千種署によると、ともに神戸山口組傘下組織幹部の同県大治町の成田茂一容疑者(57)と三重県木曽岬町の内田諭容疑者(52)ら3人は共謀して2月26、27日、同県四日市市の建設現場から鉄板23枚(230万円相当)を盗んだ疑いがある。成田容疑者は黙秘し、ほかの2人は否認しているという。

 成田容疑者は4月に岐阜県土岐市の建設現場から鉄板21枚を盗んだとして、窃盗罪などで起訴されている。

シノギできず…鉄板が資金源に

 暴力団幹部はなぜ、盗みの容疑で逮捕されたのか。名古屋市の繁華街は山口組弘道会の縄張り。対立する神戸山口組系にとって、「しのぎ」などの資金獲得は難しい。県警幹部は「暴力団にとって本来、窃盗で稼ぐのは恥ずかしいこと。台所の苦しい神戸系組織は、金のためなら『何でもあり』の状態になっている」と指摘する。

 準備は周到だった。県警によ…

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