愛知知事、希望と一転距離? 「特定の党の応援考えぬ」

北上田剛
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 愛知県大村秀章知事は11日の記者会見で、衆院選に関して「特定の政党というよりは、個人的に関係がある人にはエールを送りたい。特定のところを応援するかは現段階では考えていない」と述べた。従来、希望の党を支持する姿勢を示してきたが、一転して距離を置いた。

 大村氏は9月30日、希望の党の小池百合子代表(東京都知事)と日本維新の会松井一郎代表(大阪府知事)と大阪市で記者会見して連携をアピール。今月2日の記者会見では「希望の党を応援する」と明言し、「3人で合同街頭演説をやろう、ということになったので、具体的に日程調整にも入っている」と発言していた。

 ところが、東京・銀座で7日にあった小池、松井両氏らの街頭演説には参加しなかった。この演説には、両氏とともに河村たかし名古屋市長地域政党減税日本代表)が参加。衆院選での連携をアピールした。

 大村氏は11日の記者会見で、不参加について「3人で相談して段取りをしてきたが、希望の党の演説会ということになったので、それは少し違うかな、と遠慮した。政党の演説会は遠慮していきたい」と述べた。「(選挙後には)3大都市圏連合で国にものを申していきたい」と、地方分権などには引き続き意欲を示した。(北上田剛)