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 アニメと漫画で人気の「昭和元禄落語心中」の作者、雲田はるこさんが第21回手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の新生賞を受賞したのを記念するトークイベント「落語とマンガとアニメと。」が14日、練馬区の練馬文化センターで開かれた。

 雲田さんが進行役となり、アニメで落語家の有楽亭八雲役を演じた声優の石田彰さん、落語家の立川志らくさんが、「落語心中」を題材に落語の魅力を語った。石田さんは志らくさんの演ずる落語「死神」を参考に八雲を演じたという。

 石田さんは「落語の登場人物を演じ分けるのに苦労した」。志らくさんが「ポイントを絞って感情移入するのがこつ。今度伝授するから、高座に上がってみては」と話すと、約千人の観客から拍手が起きた。雲田さんは「作品がきっかけで落語界が盛り上がればうれしい」と語った。

 続いて志らくさんの弟子、立川志ら乃さんが「落語心中」をヒントにした創作落語「雲八」を演じて、会場を沸かせた。

 今回のイベントは、15日まで同センターなどで開かれる「練馬アニメカーニバル」の一環。期間中、手塚治虫文化賞の受賞作を集めたサイン入りパネル展も開かれている。