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 マンションに侵入し、一人暮らしの女性に性的暴行を加えたとして、大阪府警は、元テレビ朝日社員で住所不定の無職岡部順一容疑者(55)=2002年に同社を懲戒解雇=を強制性交と住居侵入の疑いで逮捕したと16日明らかにした。岡部容疑者は13年前、強姦(ごうかん)罪などで懲役10年が確定し、その後出所していた。府警は他の事件にも関与していたとみて捜査している。

 捜査1課によると、岡部容疑者は7月20日未明、大阪市内のマンションの一室に侵入。女性(当時29)にタオルで目隠しをして両手を縛り、性的暴行を加えた疑いがある。大筋で容疑を認め、9月に逮捕されて強制性交罪などで起訴されたという。今月11日にも、近くの別のマンションで5月に就寝中だった住人女性(当時31)に暴行したとして強姦致傷容疑などで岡部容疑者を再逮捕。この事件については黙秘しているという。

 両事件のマンションはともにオートロックで、部屋の玄関は無施錠だった。7月20日の事件と同じマンションでは他の部屋でも無施錠の玄関から男が侵入して一人暮らしの女性が乱暴されそうになる事件があった。岡部容疑者が当時住んでいた場所から近いことなどから府警が関連を調べている。

 捜査関係者によると、岡部容疑者は02年に東京都内のマンションに侵入して就寝中の女性に暴行したなどとして、04年に強姦罪などで懲役10年の実刑判決が確定して服役。12年に出所していたという。

 今年7月施行の改正刑法で強姦罪は、強制性交罪に名称が改められている。