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 トランプ米大統領が来月の来日の際、北朝鮮による拉致被害者家族と面会することになったことを受けて、横田めぐみさん(拉致当時13)の母の早紀江さん(81)が17日、川崎市内で記者会見し、「大きな支えになる。力強い協力をお願いしたい」と期待を語った。

 面会予定は16日、ホワイトハウスが発表した。早紀江さんには昨夜、「トランプ氏が面会したい意向だ」と日本政府から連絡があったという。

 早紀江さんは2006年にブッシュ大統領、14年にオバマ大統領(いずれも当時)と会っており、面会する米大統領はトランプ氏で3人目。「あの頃は(被害者家族が)みんな元気だったし、何とかなるかも、と希望があった。今回は、みんな疲弊している。その中で一縷(いちる)の希望を持っている。必死の思いで祈っている」と話した。

 日本政府に対しては「被害者は助けを待っている。被害者を取り返そうと本気で頑張っていただきたい」と要望した。

 トランプ氏は9月、国連一般討論演説の中で「日本の13歳の少女が自国の海岸から誘拐された」とめぐみさん拉致について言及。安倍晋三首相は今月12日に新潟県内で演説した際、トランプ氏が両親の滋さん(84)、早紀江さん夫妻と会う意向であると明らかにしていた。(清水大輔)