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 韓国外交省の林聖男(イムソンナム)第1次官は18日午前、ソウルでサリバン米国務副長官、外務省の杉山晋輔事務次官と相次いで協議した。午後には3氏で日米韓3カ国の次官協議を行う。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮を念頭に、米韓両軍が日本海と黄海で合同軍事演習を続ける中、高官協議を通じて外交圧力の強化を再確認する狙いがある。

 サリバン氏は17日、東京で記者団に「われわれが主眼を置くのは外交的な解決であり、日本や韓国といった同盟国と協力していく」と述べ、国連安全保障理事会の制裁決議を通じた圧力強化を強調。その上で「最悪、外交努力に失敗したときには、ティラーソン国務長官が話していたような備えも必要だ」と述べ、軍事的選択肢も排除できないとの考えを示した。

 林、杉山両氏による日韓次官協議では、慰安婦問題に関して意見交換した可能性がある。日韓両国は9月の北朝鮮の6回目の核実験後、当面は歴史問題を両国の外交懸案の中心に浮上させない考えでは一致している。だが、韓国の康京和(カンギョンファ)外相は17日、元慰安婦や支援団体関係者を公館に招いて意見を聞いており、日本側には康氏の真意を聞きたい考えがあるとみられる。(ソウル=武田肇)

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