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 イスラエル政府は17日、治安閣議を開き、パレスチナ自治政府の主要組織ファタハがイスラム組織ハマスと統一政府を発足させても、同政府とは和平交渉をしない方針を決めた。両者を仲介するトランプ米政権は和平交渉の再開を目指すが、実現はいっそう困難になった。

 イスラエル政府は同日、「イスラエル破壊を求めるテロ組織ハマスを信用するパレスチナ政府とは交渉しない」と発表。交渉する条件としてハマスに対し、イスラエル国家の承認▽軍事部門の解体▽イランとの断交など7項目を挙げた。

 これに対し、ハマス報道官は「内政干渉」と猛反発。パレスチナ自治政府の議長府報道官は「イスラエルがいかなる発言をしても、和解を前進させるパレスチナの公式な立場は変わらない」とした。

 ファタハとハマスは12日、「和解」で合意。12月1日までにパレスチナ自治区のヨルダン川西岸とガザを統治する統一政府を発足させるとしている。(エルサレム=渡辺丘)

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