[PR]

 大規模災害時に消防や救急無線を妨害する電波の監視システム「DEURAS(デューラス)」の保管状況を会計検査院が調べたところ、総務省が導入した全国7カ所の総合通信局のうち、5カ所で耐震対策が不十分だったことが分かった。2016年4月の熊本地震ではデューラスが棚から落下。「壊れた」と判断されて活用されていなかった。

 地震や水害などの災害現場では、救助や避難などのために多数の無線が使われ、交信妨害が起きると避難誘導や病院搬送に影響が出る恐れがある。このため総務省は、東日本大震災後の11年と12年、7カ所の総合通信局に移動可能なデューラス(1基約5千万円)を計10基導入した。

 しかし、16年4月に発生した熊本地震では、JR熊本駅近くの九州総合通信局に保管されていたデューラスが震度7の揺れで落下し、活用されなかったという。

 そのほかのデューラスについて検査院が調べたところ、九州以外でも四国、東海、関東、近畿の4カ所の総合通信局で耐震性が確保されない状況で保管されていた。九州では震災後に落下防止用のベルトを付けて保管していたが、ほかの4通信局ではそうした対策がとられていなかった。

 熊本地震で落下したデューラス…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら