北朝鮮大使館員は制裁下で「自活」に必死

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ニューヨーク・タイムズ
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 ほとんどの国の在外公館は自国の経済的利益の促進に奔走しているが、北朝鮮の場合は大使館員が「自活」するためのビジネスの場に使っている。

 国連やトランプ米政権は、北朝鮮に対する経済制裁を強化することで核開発を進める金正恩体制の孤立化を図ってきた。しかし、北朝鮮当局は制裁の網をくぐり抜けての外貨稼ぎに必死で、世界各地にある計約40の在外公館も商売に励んでいる。

 そうした彼らの企てを追跡するのは難しいが、はっきりしている事例がある。ブルガリアの首都ソフィア南部の一角。塀に囲まれた大きな建物から騒音が漏れてくる、と近所の人びとの苦情が相次いでいる。ここ数年のことだ。この建物で週に数回、パーティーなどが開かれ、宴の締めはたいがい、屋上から打ち上げられる花火で大騒ぎするのだ。

 「今のところはまだ静かだけ…

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