拡大する写真・図版 「未来を花束にして」の一場面(C)Pathe Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2015. All rights reserved.

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 衆院選は22日に投開票されます。投票に行きたくなるような映画を、国際政治学者で映画の評論もする東大教授の藤原帰一さんに選んでもらいました。

 投票に行きたくなるような映画。難しいですね。その反対に、行きたくなくなるような映画の方だったらたくさんあります。

 「デーヴ」は政治へのわずかな希望が感じられるコメディーです。主人公の男性は米大統領そっくり。大統領が愛人と会っている間の影武者になるよう求められます。ところが、大統領が病に倒れました。

 影武者は「大統領」として矢継ぎ早に改革を行う。普通の人が政治を変えられるという期待が描かれます。ただ、本当の政治家でない人が権力を握って政治は良くなるのでしょうか。トランプ大統領を見ればちょっと不安になります。

 「未来を花束にして」は、政治に参加する機会が欲しいと思う初心に帰ると言う意味でお勧めの映画です。舞台は1912年。英国の女性参政権運動についての作品で、参政権を認められない女性の姿が描かれています。キャリー・マリガンが演じる主人公は昔の言葉でいう「洗濯女」として暮らす。この人が奪われた権利を取り戻そうとするんですね。

 選挙とは、その機会を奪われた…

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