都民ファ代表の父敗れる 「体調悪い」姿見せず

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 東京7区では、希望新顔の荒木章博氏(64)が小選挙区で落選した。元熊本県議の「落下傘」候補だったが、次女の荒木千陽(ちはる)・東京都議(35)は地域政党「都民ファーストの会」代表。7月の都議選で千陽氏が自民の都議会議長らを破った中野区を拠点にし、「風」の再来を期して挑んだ初の国政選挙だった。

 午後8時すぎ、中野区の事務所に支援者が集まるなか、小選挙区での落選の知らせが入ったが、荒木氏は姿を現さなかった。事務所広報担当者は「(荒木氏は)体調が悪いので事務所に来ない」と説明。事務所に集まった支援者に対しては、荒木氏が電話で「急な選挙にもかかわらず、頑張ってくれて感謝している」などと伝えたという。

 これまで、荒木氏は「娘とともに戦う」と意気込み、演説には千陽氏や都民ファの都議、区議もかけつけ、「しがらみ政治を変える」と声を上げていた。

 「小池百合子東京都知事の応援団の気持ちで頑張りたい」と、熊本地震の経験から防災対策や危機管理対策の改善などを訴えた。立憲や自民に引き離される情勢が伝えられても「自分たちで風を起こす」と士気を高めて戦った。