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 フィギュアスケートの全日本ノービス選手権が21日、大津市の滋賀県立アイスアリーナであり、ノービスB女子(9~11歳)で、今季シニアデビューした本田真凜(大阪・関大高1年)の妹、10歳の本田紗来(さら、京都醍醐ク)が76・47点で優勝した。

 小学4年の本田は3回転フリップジャンプで失敗したが、2回転半―3回転トーループを着氷、後半の3回転トーループ―2回転トーループ―2回転ループの連続ジャンプもきれいに決めた。

 この日は「真凜メイク」で臨んだ。早朝、真凜はグランプリ(GP)シリーズのスケートカナダに向けて出発する前に紗来のためにメイクを買って出た。

 編み込みの髪形と、顔には金色のラメを入れてメイクアップ。真凜からは「緊張はしなくていいから楽しんでやってね」と助言を受けたという。また、兄の太一(19、関大1年)は会場で見守った。

 初出場した昨季は4位だった。この日はジャンプのミスを悔やんで演技直後に涙も見せたが、表彰式ではにこやかだった。「去年はすごく悔しくて、この大会のために練習を頑張ってきた。その成果が金メダルに表れたのでうれしい」

 5人きょうだいの末っ子。同じ競技に取り組む太一と真凜、13歳で女優の望結(大阪・関大中1年)からアドバイスをもらう。「きょうだいがいたからジャンプを跳べるようになった。恩返ししたい」。メイクをしてくれた真凜には、「(紗来が)優勝したから、真凜お姉ちゃんも優勝してねと伝えたい」とエールを送った。(浅野有美)