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 台風21号の影響で、千葉県では22日深夜から23日にかけ、8万戸以上が停電し、少なくとも5人がけがをした。富津市では漁船14隻が陸に乗り上げた。

 東京電力によると、太平洋沿いの銚子市(約1万2800戸)や旭市(約1万2200戸)など県内の23市13町で、最大計約8万2300戸が停電した。

 また、県などによると、23日未明、館山市で男性(57)が強風で開いた飲食店のドアに頭をぶつけてけがをした。鴨川市では同日未明、男性(49)がコンビニの駐車場で転倒し、頭を打つけがをした。銚子市では同日朝、強風で飛んできたトタン屋根で30代の男性が顔に切り傷を負った。千葉市中央区と稲毛区では22日午前、傘を差して歩いていた49歳と81歳の女性が強風で転倒し、けがをした。

 鉄道の運行にも影響が出た。JR外房線では土気―大網駅間で木が倒れ、23日午前6時過ぎから、千葉―勝浦駅間で運転を見合わせた。勝浦―鴨川駅間も強風で止まった。小湊鉄道も一時、全線で運転を見合わせた。JR京葉線は23日の始発から全線で運転を見合わせたが、午前7時に再開した。

 房総半島西部の公共埠頭(ふとう)・浜金谷港(富津市)では強風と高潮の影響で、停泊していた漁船14隻が陸に乗り上げた。市によると、けが人はなかった。