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 青森県沖の日本海で夜間訓練をしていた海上自衛隊のSH60Jヘリコプターが8月に墜落した事故で、周辺海域の水深約2600メートル付近の海底で墜落した機体が見つかり、機内に複数の遺体が確認された。防衛省は25日以降、機体の引き揚げ作業を始める方針。同省関係者が明らかにした。

 事故は8月26日夜、竜飛崎の西南西沖で発生。隊員1人が救助されたが、機長の3等海佐を含む3人が行方不明となっている。ヘリは護衛艦せとぎりに搭載されており、発着艦訓練をしていた。

 防衛省関係者によると、水中無人探査機を使って周辺海域を捜索。今月16日、海底で逆さまになった状態の墜落機を発見した。映像から、機内で複数の遺体が確認されたという。

 海自は事故原因について機長らの不適切な操縦による人的ミスと結論づけている。村川豊海上幕僚長は24日の記者会見で「今後できるだけ速やかに(機体を)領収すべく、努力、調整をしている」と述べた。