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 大牟田市動物園にナマケモノが仲間入りした。2歳のメス「クリ」で、体調が良好なら3日から一般公開される予定だ。

 クリは高知県立のいち動物公園生まれ。前脚に2本、後ろ脚に3本のかぎ状の爪がついた指を持つフタユビナマケモノで、元々は南米に生息する。尾はなく、体毛は灰褐色。

 動物園の獣医師森田藍さん(29)によると、通常のナマケモノは1日の大半を木にぶら下がって過ごし、地上に降りることはめったにないが、クリは地面に寝ていることが多い変わり種。10月23日の来園後、健康状態に問題はなく、25日夜には木の葉やイモ類をよく食べたという。1、2年経って園に慣れたら、婿探しを始めるという。

 森田さんは「クリは、目が大きく、すごくかわいい顔です。爪を上手に使って食べる姿も愛らしいので、ぜひ来園して、よく観察してほしい」と話している。(森川愛彦)