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 岐阜県産の高級柿「天下富舞(ふぶ)」の今年の初競りが26日、名古屋市中央卸売市場北部市場(愛知県豊山町)であり、名古屋市の青果卸業者が2個54万円で競り落とした。

 JA全農岐阜によると、ナシのようなさくさくとした食感が特徴。織田信長が岐阜進出の頃から使ったとされる印文「天下布武」にちなんだブランドで、岐阜県が2015年に開発した新品種「ねおスイート」のうち糖度が25度以上ある優良品。初めて出荷した昨年の最高値は2個32万4千円だった。

 11月上旬までに2千個を出荷する予定。百貨店などでの価格は1個3千円程度からになるという。

 競り落とされた天下富舞は名古屋・栄の松坂屋名古屋店が仕入れ、落札価格と同じ値段で売り出した。昨年は高級料亭などから引きあいがあったという。果物売り場の担当者は「商売に関係なく、東海地方のおいしいものをPRしたい」と話した。