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 民進党は27日、地方組織を含めて党を存続させることを両院議員総会で決めた。衆院選の結果を受け、前原誠司代表が事実上の解党方針を撤回した。前原氏は代表辞任の意向を正式に表明し、30日の両院総会で了承される見通しだ。希望の党は小池百合子代表(東京都知事)を補佐し、国会議員を率いる共同代表を当面おかず、来月中に共同代表選を実施する方針を両院総会で決めた。

 民進の両院総会では、前原氏が「民進党の公認をすべて取り消して希望の党へ合流する方針を決めたが、(衆院選は)結果を伴わなかった。正しかったとはいえない」と述べ、見通しの誤りを陳謝した。出席議員からは前原氏の責任を追及する声が相次いだが、党の存続と代表辞任の意向を受け止めることを確認した。民進は前原氏の後継選びに入る。党籍を残したまま衆院で「無所属の会」を結成した岡田克也・元代表らの名前が挙がっている。

 希望の両院総会では、11月1日にある特別国会の首相指名選挙で同党の渡辺周・元防衛副大臣(衆院静岡6区、当選8回)に投票することを確認。共同代表選の手続きなど、党規約の改定を取りまとめる幹事長(兼政策調査会長)に民進幹事長だった大島敦氏を、国会対策委員長に笠浩史氏を充てる方針も決めた。(中崎太郎)