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 性犯罪の厳罰化を含む改正刑法が7月に施行された。子どもに対する性虐待の発覚件数が増える中、被害を受けた子どもたちのSOSをどう受け止め、守ればいいのだろうか。

 東日本に住む高校3年の女子生徒は、小学3年の頃から被害に遭い続けた。加害者は親戚の男性だった。お盆やお正月などで親戚が集うとき、その男性も来た。そして体を触られた。おかしいと思ったが、言ってはいけないように感じて黙っていた。

 中学2年の時、下着の中に手を入れられた。それでも親に打ち明けられなかった。「心配をかけたくない」「どんな反応をされるのか」。そんな思いだった。

 同時に、「もう何でもいいや」という気持ちになった。勉強が手に付かなくなり、成績は落ちた。テストは、わざと白紙答案を出した。学校から足が遠のき、髪を週替わりで染め、派手な化粧をした。深夜まで出歩いた。家で食器を割ったり、墨汁をまいたりもした。

 「普通の状態じゃないということを、気づいてほしかった」

 親戚の男性にされていたことを…

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