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 スペインからの独立を目指す同国北東部カタルーニャ自治州の州議会(定数135)は27日、「建国を始める」とする独立決議を賛成多数で採択した。一方、独立阻止を目指すスペイン国会(上院)は同日、州の自治権停止を求めた中央政府の提案を承認した。プッチダモン州首相らを更迭し、州警察を中央政府の指揮下に入れる方針だ。州と中央政府との対立は決定的になった。

 独立派が過半数を握る州議会では27日、与党が「(中央政府による自治権停止の手段である憲法)155条の適用を拒み、国家建設の開始を宣言する」との決議案を州議会に提出。国政与党の国民党などの議員が退席したうえでの投票の結果、賛成70、反対10、白票2となった。事実上の一方的な独立宣言だ。

 プッチダモン州首相は26日、自ら州議会の解散・選挙に踏み切って自治権停止を回避する道を探ったものの、「(中央政府側の)保証がない」と断念。対応を州議会に委ねていた。

 州議会がある公園の周辺には独立派の市民が集まった。中央政府への抗議の声が、州議会の決議で歓喜に変わった。

 これに対して中央政府は、州が憲法裁判所の差し止めを無視した住民投票を強行するなど、「法令違反を重ねている」との認識だ。ラホイ首相は27日の上院本会議で「もはや座視していられない。法治を取り戻す」と自治権停止の必要性を改めて主張した。

 上院の承認を踏まえて閣議を開…

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