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 スペインのカタルーニャ自治州が一方的に独立を宣言し、中央政府は州の自治権を奪って独立阻止を図る――。中央政府のラホイ政権と州側の対立は、互いの不信感が解けぬまま、全面対決に行き着いた。対話の機運もなく、反発だけが強まっている。

 カタルーニャ州議会で27日午後、与党議員が提案した「独立宣言」が採択されると、プッチダモン州首相は拍手を浴び、独立派の議員らは喜びの表情で次々と抱き合った。

 独立運動を主導する議会のフルカデイ議長は採決の際、「憲法裁判所の動きを引き起こすかもしれません」と警告する姿勢を示していたが、他の場面では独立支持の立場がにじんだ。

 結果は賛成70、反対10、白票2。135議席のうち50以上が空席だった。少数派の国政与党・国民党などは投票を棄権した。空いた席には、スペインとカタルーニャ双方の旗を組み合わせた布地を置き、「連帯」への意思を示した。

 だが、独立の道筋は極めて不透明だ。州政府側はどのように「独立国家」をつくるのか、具体策を何も明らかにしていない。地元メディアによると「ついていけない」と辞職した州政府職員もいるという。

 独立宣言から一夜明けた28日…

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