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 第97回全国高校ラグビー大会県予選(県高体連など主催)の決勝が29日、秋田市のあきぎんスタジアムであった。秋田工が秋田中央を36―0で破って2連覇し、67回目の全国大会出場を決めた。全国大会は12月27日に大阪府の東大阪市花園ラグビー場で開幕する。

 雨が降る中、秋田工はパスを最小限にするなど、終始落ち着いていた。前半11分、下山輝(3年)が密集から展開して先制トライ。28分にはゴール前の密集からモールで押し込み、金森栄人(2年)が加点した。秋田中央はパスをつかみ損ねる場面が見られた。

 後半も秋田工が主導権を渡さなかった。15分に相手ゴール約22メートル前からパスをつなぎ、渋谷柊永(3年)がトライ。32分にも柴田凌光(3年)が相手をごぼう抜きしてトライを決めた。

 伊東真吾監督は「練習した基本のプレーや、試合にかける思いが全て出た」と選手をたたえた。3本のゴールキックを決めた主将の児玉樹(3年)は「モールを仕切る力やトライを取る力をさらに強化したい」と、花園での勝利に照準を合わせた。(神野勇人)