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 フィリピンのドゥテルテ大統領が29日夜、日本への訪問を前に南部ダバオの空港で記者会見し、30日午後に予定している安倍首相との首脳会談で「安全保障、特に北朝鮮問題について議論したい」と述べた。ドゥテルテ氏は31日まで日本に滞在する。

 ドゥテルテ氏は会見で「核戦争を受け入れることはできない」と述べたうえで、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長について、「誰かが彼と話さなければいけない。日米韓こそが、誰も彼の立場を脅かそうとしていないことを説明し、落ち着いて話をする機会をもてるよう、彼を説得できると考えている」と述べた。

 ドゥテルテ氏は安倍首相のことを「フィリピンの真の友人」と呼び、日本の支援に感謝を述べた。来日に際し、今月23日に過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う武装組織との戦闘が終わったミンダナオ島マラウィの復興への日本の関与や、フィリピンの公共施設の近代化への協力にも期待を寄せた。

 ドゥテルテ氏は安倍首相と会談後、共同記者発表にのぞむ。31日には、天皇陛下との会見も予定している。(ダバオ=鈴木暁子)

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