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 養育に困難を抱えていても、子どもと暮らしたい、子育てをしたいと願う親がいる。だが、その困難さによって子どもの命が脅かされてしまうこともある。

 厚生労働省の2013年の調査によると、施設で育てられている子どもの8割強に電話や手紙、面会、外泊など家族との交流があった。ただ、将来的に親元に戻る見通しのある子どもは3割程度にとどまる。親自身が子どもの頃に虐待を受けたり、精神疾患を抱えたりしていることも少なくない。そうした問題を改善しなければ、安全な親子関係の再構築は難しい。

 児童虐待に詳しい東北会病院(仙台市)の石川達院長は「子どもの安全確保は大前提として、親へのケアも欠かせない。だが児相は子どもの保護で手いっぱいで、親への支援はおろそかになりがち。病院やNPOなど民間の支援も活用するべきだ」と強調する。

 いったん離れた親子が、行政や…

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