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 茶わんなどの売買を装って高金利で金を貸し付けていたとして、兵庫、佐賀、新潟県警の合同捜査本部は1日、佐賀県伊万里市の宗教法人「至誠光魂寺(しせいこんごうじ)」代表の立石扇山(せんざん)容疑者(77)ら4人を出資法違反(超高金利)容疑で逮捕し、発表した。兵庫県警は容疑への認否を明らかにしていない。

 同県警によると、逮捕容疑は2015年12月~16年2月、兵庫県と大阪府の男性2人に計66万円を貸し、法定金利を超す計11万円の利息を受け取ったというもの。貸し付けにあわせ、高級磁器「鍋島焼」に「ネイチャーパワー」を込めたと称する湯飲みやコーヒーカップを買わせ、仕入れ額との差を実質的な利息にしていたとみられる。

 捜査本部は、宗教法人が中小企業の経営者らを狙い、今年1月までに42都道府県の約380の顧客や会社に計約10億7千万円を貸し、約16億円を回収したとみて調べている。

 宗教法人は10年9月に設立され、代表の立石容疑者は08年ごろまで貸金業を営んでいたという。