拡大する写真・図版 家族の集合写真。後列右端でサングラスをかけているのが佐々木さん

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佐々木浜子さん(1926年生まれ)

 佐々木浜子(ささきはまこ)さん(91)は目が見えない。3歳の時に両目の視力を失った。目が見えていた幼い頃の記憶はない。大人になってからはマッサージや編み物を仕事にしてきた。卒寿を過ぎて現在は一人暮らしが長くなったが、趣味のカラオケに大正琴にと、毎日を楽しく忙しく暮らしている。そんな佐々木さんも72年前の8月、長崎市内で原爆に遭った。

 今年8月、一編の被爆体験記が国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館に収蔵された。題名は「いつもと違う光と爆音を感じた瞬間」。佐々木さんの記憶を同館の職員が聞き取ってまとめた。点訳されて点字本にもなった。

 初めて公に被爆体験を語った佐々木さん。「戦争なんかせずに平和に暮らせるように、見える人にも見えない人にも読んで欲しい。若い障害がある人にも」と願っている。

 目は見えないが、光や音、匂いなど他の感覚が鋭い佐々木さんが感じた原爆とは。そして、「今が人生で一番楽しい」と語る、佐々木さんの半生を聞いた。

 爆心地から金比羅山を挟んで反…

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