拡大する写真・図版 「サンメッセ日南」の園内に並ぶ7体のモアイ=日南市

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 宮崎の県北では高千穂峡が国の名勝・天然記念物として宮崎観光を支えている。だが県南にも「世界遺産」のモアイがある。でも待って。そもそもなんで宮崎にモアイなの?

 宮崎に赴任して1カ月ほどたった5月の大型連休。休みを利用して日南海岸をドライブしていたとき、「サンメッセ日南 モアイ 入り口」の文字が目にとまった。訪れてみると、待っていたのは美しいオーシャンブルーを背に一列に並んだ7体の巨大なモアイ像。モアイの前は記念写真を撮る来場者であふれていた。

 モアイは、南米大陸の西約3800キロ沖に浮かぶイースター島の海岸に数多くある巨人石像だ。モは「未来」、アイは「生きる」という意味があるが、いつ誰がつくったのか分かっていない。つくられた目的も墓地説や偶像崇拝説など諸説あり、世界七不思議の一つと言われている。

 では一体なぜそんなモアイが宮崎にあるのか?

 訪れた人に聞いてみると「考えたこともなかったけどなんでだろう」「とりあえずインスタ映えすると思って……」。観光客もよく分かっていないようだ。

     ◇

 日南にモアイが訪れたきっかけはイースター島の惨状だった。島は大昔の部族間の争いや、1960年のチリ大地震の影響で多くのモアイが倒壊していた。

 88年に日本のクイズ番組で当…

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