奄美・加計呂麻島でワニ2匹、相次ぎ発見 いた理由不明

外尾誠
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 鹿児島県・奄美群島の加計呂麻(かけろま)島(瀬戸内町)で、体長50~60センチのワニ2匹が相次いで見つかった。住民が捕獲して県警に渡され、町内の研究施設で一時的に保護されたが、2匹目はすでに死んだという。ワニの種類や島にいた理由はわかっておらず、町や県が対応を検討するとしている。

 瀬戸内署などによると、10月31日午前9時ごろ、草刈り作業で島に来ていた林業の竹福光さん(45)=同町=が瀬相地区の海岸で1匹を発見。一緒にいた知人が捕獲し、駆けつけた同署員に引き渡した。今月3日昼ごろには、瀬相地区の海岸から約2キロ離れた於斉(おさい)地区の車道で別の男性(39)が2匹目を見つけた。

 町立図書館・郷土館によると、町内では1974年にも奄美大島側でワニが見つかり、同館に剝製(はくせい)が展示されている。今回の2匹の種類や飼育されていた個体かどうかは不明という。竹さんは「捕まえようとすると、威嚇してきた。怖くはなかったが、『なぜ島にワニがいるの?』と思った」と話している。(外尾誠)