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 大相撲九州場所(12日初日)の会場となる福岡国際センター(福岡市博多区)で4日午前、土俵に使う土の運び入れが始まった。これまで地方場所は地元で土を調達してきたが、今回からは東京・国技館の本土俵と同じ土を使う。「地方場所の土俵は滑りやすい」との声が上がっていることもあり、日本相撲協会が持ち込みを決めた。

 本土俵の土は、粘り気があるという埼玉県川越市産の「荒木田土」。トラック5台で約60トンが運ばれた。重機で1トン分の袋が次々につられては破られ、土が盛り上げられていった。

 「九州の土が悪いわけではない。慣れ親しんだ土で相撲を取らせてあげたい」と担当の三保ケ関親方(元幕内栃栄)。九州場所担当部長の境川親方(元小結両国)は「これで力士は何も言い訳はできないでしょう」と話し、白熱の相撲を期待する。(隈部康弘)