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 神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者(27)が「睡眠導入剤を飲ませて襲った」と供述していることが警視庁への取材でわかった。遺体の身元について、現場から見つかったカード類や携帯電話の位置情報など、女子高校生を含む女性計6人の有力な情報があるという。警視庁は、家族からDNA型鑑定のための資料提供を求め身元特定を進める。

 捜査1課によると、白石容疑者は「酒や精神安定剤、睡眠導入剤を飲ませてリラックスさせて襲った」などと述べているという。自宅アパートから、複数の女性用の靴やバッグ、なた、やすり、ゴーグルなどを発見。行方不明になっている東京都八王子市の女性(23)を含む5人の女性名義のキャッシュカードや診察券なども見つかった。白石容疑者は9人の所持品について「家庭ごみとして捨てた」と供述していたが、現場を詳しく調べ、見つかったという。

 警視庁はまた、自殺願望などの情報があり行方不明になっている10~20代の女性をリストアップ。このうち座間市周辺で携帯電話の位置情報が途絶えるなどした埼玉県の女子高校生ら2人について、一部の家族と接触している。うち1人の名前はカードの名義と同じという。白石容疑者は9人について主にツイッターを通じて知り合ったと説明し「名前も知らない」などと供述していた。