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 4日午後1時20分ごろ、長崎市銅座町の銅座市場でコンクリート製の通路や店舗の床が崩落し、付近にいた店舗の関係者や買い物客ら6人が市場の下を流れる銅座川に転落した。全員助け出され、40~70代の男女4人が病院に運ばれた。いずれも軽傷という。

 現場は市中心部の繁華街。市場は銅座川の上を覆うように立っている。市消防局などによると、崩落した床は長さ約8メートル、幅約9メートル。床が崩落し、ガスのにおいがするという通報で周囲の立ち入りが規制された。当時、市場では鮮魚店など数店舗が営業していた。

 市によると、市場は1951年、戦災復興の一環でヤミ市の移転先として川の上につくられた。老朽化が進んでおり、市場を撤去して遊歩道や市道をつくる計画が進んでいる。

 市場内で鮮魚店を営む光本英雄さん(55)は、店内で作業中に、目の前で店舗の半分の床が抜けたという。「みしみしと奇妙な音がしていた。何かなと思っていたら、店が下に落ちた」と話した。(山野健太郎、田中瞳子)