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 トランプ米大統領は6日午後、東京・元赤坂の迎賓館で、北朝鮮に拉致された被害者の家族らと約30分間面会した。トランプ氏は「悲しい話をたくさん聞いた。拉致された被害者が愛する人々の元に戻れるよう安倍晋三首相と力を合わせていきたい」と述べ、解決に向けた協力を約束した。

 面会には17人の被害者家族らが参加。田口八重子さんの兄で拉致被害者家族会代表の飯塚繁雄さん(79)は「核・ミサイルの問題は当然あるが、日本の拉致問題は絶対に後へは引けない。最優先でやってほしい」と訴えた。

 トランプ氏は具体的な回答は避けつつ、「北朝鮮は語学(日本語)を自国民に勉強させるためなどという理由で拉致したが、とんでもない不名誉な行為だ」と批判。安倍首相は「愛する人を奪われ、40年間苦しんできた人たちがいることを世界中の皆さんに知ってほしい」と語った。

 トランプ氏は共同記者会見でも拉致問題に触れ、「いまスポットライトが当たっているので、これからとても良い運が向いてくる可能性もある。もし金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長が多くの人たちを帰せば、多くの特別なことの始まりになる」と指摘。拉致問題の進展が北朝鮮情勢を打開するきっかけになり得るとの見方を示した。

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