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 一段低い土地にあるドルゴル・ダッシュニャム(55)の家は、湿っていて、砂でザラザラした感じがし、腐臭もする。そこは、モンゴルの首都ウランバートルでは最大級のゴミ捨て場。ダッシュニャムは湿ったマットレスで囲んだ小屋に住んでいる。彼女はゴミの山をかきまわし、酒の空きびんや動物の骨、鉄くずなどを拾い集める。飲み水やパンを買わなければならないからだ。

 彼女は大学を出ている。自分の農場を経営してカネ持ちになりたい。そんな夢を抱いたこともあった。しかし夢破れ、適当な住まいがない低所得者たちは、人口140万都市の片隅に追いやられてしまい、日々の暮らしに悪戦苦闘しているのだ。

 「私たちのことなんて、誰も気に留めてくれない」とダッシュニャムは言う。1日せいぜい3ドルほどしかない彼女の稼ぎでは政府供給の住宅に手が届かない。農場の仕事を失ったためだ。「私たちは、存在しないも同然なのだ」

 近年、実入りのいい仕事がある…

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