天皇、皇后両陛下は6日、皇居・御所で約20分間、トランプ米大統領とメラニア夫人と初めて会見した。玄関前で出迎えた両陛下と御所に入る際、大統領が天皇陛下の背中にそっと手を添える場面もあった。

 宮内庁によると、大統領は今回の訪問について「すべてうまくいっています。安倍晋三首相とは北朝鮮問題、日米の防衛協力、通商問題など様々な問題について充実した意見交換を行っています。現在日米関係はかつてなく良好です」と話し、陛下は「それを聞いて喜ばしく思います。両国はかつて戦争した歴史がありますが、その後の日米の友好関係、米国からの支援により今日の日本があるのだと思います」と話したという。

 また、大統領は建築に関心があるといい、御所について「とても美しく大変居心地の良い所ですね」「陛下が設計されたのですか?」と尋ねたという。

 米南部で起きた銃乱射事件も話題になり、陛下が「大統領は心痛めておられるものと察します」と話すと、大統領は「こういう事件は大変残念なことにどこにでも起こりうる事件です」と述べたという。(島康彦、緒方雄大)