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 米南部テキサス州の教会で5日、男が銃を乱射し、26人が死亡した。容疑者の親族がこの教会と関係があったとの情報があり、親族間のトラブルが引き金となった可能性がある。容疑者は住民の反撃を受け、逃走中に死亡。銃規制を求める声が出る一方、事件は銃を所有する権利の正当化にもつながりそうだ。

 現場は州南部の小さな町サザーランドスプリングスにある「ファースト・バプテスト教会」。5日午前11時20分(日本時間6日午前2時20分)過ぎ、日曜礼拝中に男が押し入り、発砲した。報道によると、男は軍仕様のライフルを持ち、防弾チョッキを身につけていた。犠牲者には5歳の子どもや妊婦、牧師の14歳の娘もいたという。約20人がけがをした。

 複数の米メディアによると、乱射したのは現場から約60キロ離れた町に住むデビン・ケリー容疑者(26)。米連邦捜査局(FBI)などが容疑者の自宅を捜索するなどして動機を調べている。米CBSテレビが当局者の話として伝えたところでは、テロ組織とのつながりはなさそうだという。

 CNNテレビは保安官の話として、ケリー容疑者の義理の家族がこの教会に通っていたと報じた。この日は礼拝に出ていなかったという。義理の母のものと思われるフェイスブックのページには、教会の牧師一家と親しくしていたことがうかがわれる内容があった。

 CBSによると、ケリー容疑者は2010~14年に米空軍の後方支援部隊に勤務。12年に妻と子どもへの虐待を理由に軍事法廷にかけられ、禁錮12カ月と除隊処分を受けていたという。

 一方、ケリー容疑者が教会を出たところで、付近の住民がライフルで反撃。容疑者は銃を捨てて車で逃走した。現場を通りかかり、この住民を乗せて一緒に追跡したという男性の証言によると、容疑者の運転する車は次第に速度を落とし、道路から外れたという。容疑者は車内で死亡したが、地元の保安官はCBSに対し、自殺を図ったとみていると述べた。

 テキサス州のアボット知事は今回の事件について、「テキサスで最悪の銃乱射事件」としている。

銃所有の権利、正当化にも

 今回の事件を受け、野党・民主…

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