[PR]

 神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件を受け、加藤勝信厚生労働相は7日の閣議後の会見で、情報通信技術(ICT)を活用した自殺予防策を強化していく考えを明らかにした。死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者(27)が、ツイッターに自殺願望を書き込んだ人を狙って誘い出していた疑いがあるためだ。

 政府は、パソコンやスマートフォンで自殺に関する用語を検索した場合、相談サイトのバナー広告が出る仕組み作りを進めている。加藤厚労相は「さらにICTを活用した、特にネット上でどのような対応ができるか考えながら取り組みを進めていきたい」と述べた。政府は7月に閣議決定した「自殺総合対策大綱」で、重点施策としてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使った情報発信の強化を盛り込んでいる。