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 8日午後2時半ごろ、群馬県上野村乙母で「ヘリコプターが墜落した」と目撃者から110番通報があった。国土交通省や多野藤岡広域消防本部によると、墜落したヘリは東邦航空(東京都江東区)所有のアエロスパシアル製AS332。乗員4人の全員の死亡が確認された。身元や性別は不明。

 国交省によれば、ヘリは物資の輸送のため、山梨県早川町を午後2時ごろに離陸し、栃木県芳賀町の「栃木ヘリポート」に向かう予定だったという。東邦航空のホームページによると、墜落したヘリと同型のアエロスパシアル式AS332L、通称スーパーピューマは、乗員乗客22人乗りで、物資輸送にも使われる。運航速度は時速250キロ、航続時間は3時間。機体に重量2~3・5トンの物資をつり下げることもできるという。

 上野村役場の男性職員の話では、現場は役場から数百メートルの距離で、役場からも黒い煙が上がっているのが見えた。東京電力によると、墜落現場近くの計約600軒が停電しているが、墜落との関連はわかっていない。