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 昨年4月の熊本地震について、大阪大や産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などのチームが公表した観測データに不自然な点が指摘された問題で、阪大が外部の有識者を交えた調査委員会による本調査を始めることが30日分かった。

 阪大によると、9月下旬に匿名で指摘があり、10月2日から予備調査を進めていた。

 不自然な点が指摘されたのは、阪大准教授らがネット上などで公開した熊本県益城町の地震波データ。研究チームは熊本地震の前震後に臨時の地震計を同町内に設置し、大きな被害が出た地域で本震の揺れを直接観測したとして国際誌にも論文を発表していた。

 同じく予備調査を進めてきた産総研は「今後、阪大と合同で調査を進める方向で調整中」としている。