群馬)中曽根康弘賞論文の表彰式 「飛躍、成長を願う」

[PR]

 中曽根康弘元首相(99)が塾長を務める公益財団法人青雲塾が募集した「第9回青雲塾・中曽根康弘賞論文」の表彰式が12日、高崎市内のホテルであった。高校生の部の最優秀賞には県立勢多農林高校の中沢恵美香さん(2年)の論文が選ばれた。

 今回は、高校生の部、一般・大学生の部に計115点の応募があった。中沢さんの論文のテーマは「若者が今なすべき事~国の名勝及び天然記念物『冬桜』の保全活動を通して~」。選考委員長の石川弘道・高崎経済大名誉教授は「授業で学習した専門知識、技術を活用することで地域社会に研究成果を還元する活動自体が『若者が今なすべき事』で高く評価できる」とした。

 一般・大学生の部の最優秀賞には東京大学公共政策大学院2年、高尾珠樹さんの「私の政策提言~水素エネルギー普及に向けた国際施策の検討―『水素都市』の輸出―~」が選ばれた。石川選考委員長は「論理的一貫性を持ち、論旨も明確」と評価した。

 中曽根元首相は「次代を担う若者の息吹と共に気概を感じることができました。受賞を機会に更に勉学と経験を積み重ね、飛躍、成長されることを心から願います」とあいさつした。