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 工場排水などで水質汚濁が進んでいた兵庫県尼崎市の阪神工業地帯にある運河で、徳島大学と地元住民らが協力し、人工干潟を改良するなどの再生に取り組んだところ、浄化が進み、清流を好むカワセミの姿も見られるようになった。運河を楽しむイベントも増えており、地域交流の拠点としてよみがえってきている。

 兵庫県などによると、運河の原形は農業を支えた水利施設で、縦横に6・9キロある。しかし、大正時代以降、工場排水などが流れ込み、水門などで海から閉ざされているため、深い場所にはヘドロや重金属類がたまっている。

 このため、県は2012年3月、運河の一つの北堀運河(道意町6丁目)に水質浄化施設を建設。水生生物を活用した運河の水質改善は世界初の試みで、徳島大学の山中亮一講師や上月康則教授が共同で研究に参加した。

 施設は長さ約35メートル、幅約10メートル。毎分50リットルの水を吸い上げる。最初の水槽「貝の部屋」には水の濁りの原因となるプランクトンを食べる二枚貝のコウロエンカワヒバリガイを付着させた網を沈めた。続く「藻の廊下」では藻が過剰な栄養分を吸収し、酸素を供給。さらに最下流には約80平方メートルの干潟が広がっている。

 運河で自然体験教室を開く尼崎…

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