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 長年にわたり、山口県代表として国体で好成績を収めてきた競技馬が2016年12月、高齢のため引退し、売却された。ところが、馬は今秋の愛媛国体で愛媛県代表の馬として出場。成績がふるわなかった県勢を尻目に、4位入賞を果たした。

 昨年まで県代表の競技馬を務めていたのは牝馬(ひんば)の「ラベンダーブルー」。県体育協会が練習環境整備事業の一環として支出した補助金840万円を使い、県馬術連盟が07年に、民間の乗馬クラブから購入した。

 県馬連の担当者が「頭が良く、どんな選手が乗っても安定感があった。障害物での競技で特に優秀な馬だった」と評価するラベンダーブルーは、08年から15年までの間、国体で優勝や上位入賞を果たすなど、華々しい活躍を続けた。

 だが、その名馬も今年で18歳。加齢により脚や腰が悪くなり、県馬連は16年ごろに引退の検討を始めた。出場を国体だけに絞り、同年10月の岩手国体では少年の部の「二段階障害飛越」で優勝したが、診断した獣医師からも勧告を受け、競技生活から退かせることにした。

 県馬連は購入元の乗馬クラブと交渉し、同年12月、5万4千円でラベンダーブルーを売却することを理事会で決めた。売却の後、どのように馬が使われるかは乗馬クラブには確認しなかったという。

 ラベンダーブルーは「オーキッドブルー」と名前を変え、今年10月の愛媛国体で愛媛県代表の競技馬として出場。少年の部の「スピードアンドハンディネス」と「リレー」でいずれも4位に入賞した。愛媛県代表の馬として出場したことを、県馬連は会場で初めて知ったという。

 県馬連の重枝知子理事長はラベンダーブルーについて「これまで県のために頑張ってくれてありがとうと言いたい」とねぎらう一方、愛媛代表として活躍したことには「特にコメントはない」と述べた。同種目で24位と失権(失格)にとどまった県勢については「これから伸びる選手も多いので、今年の経験を糧に伸びていって欲しい」と奮起を促した。

 ラベンダーブルーの売却の際に…

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