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 タックスヘイブン(租税回避地)の実態を暴く「パラダイス文書」の存在を、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)と提携メディアが報じ始めてから13日で1週間。世界各地に波紋が広がっている。

 文書に名前が載り、不透明な取引が疑われた当事者は、釈明に追われた。

 ロシアのプーチン大統領に近いガス会社との利害関係が明らかになったロス米商務長官は報道後、ブルームバーグなど欧米メディアの取材に次々に応じた。

 ロシア企業の大株主が米国の制裁対象のため、利益相反に当たるとの指摘には「会社自体は制裁対象ではない」と反論した。一方、「ともかく株を手放す。だがそれは文書の報道が原因ではない」と説明。2月の長官就任後も、同社と結びつくタックスヘイブンの複数の法人の株を手放さず、利害関係を持ち続けたこと自体は否定しなかった。

 腹心がタックスヘイブンで脱税した疑いが浮上したカナダのトルドー首相。腹心からの「違法行為はない」との説明を受け入れたとして、「納得した」と語った。だがこれまで「公正な税負担」を主張してきたトルドー氏の姿勢に野党指導者らは反発。「偽善だ」「カナダ人は納得していない」と調査を求めている。

 タックスヘイブンの法人の所有者として名があり、謝罪したロックバンド「U2」の歌手ボノ氏。バンドのギタリストで盟友のジ・エッジ氏は、「我々は裕福で、目立つ存在。まだ十分に批判を受けていないね」と人々の怒りに理解を示した。

 昨年のノーベル平和賞を受賞し…

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