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 半世紀以上も親しまれてきた家具のまち「枚方家具団地」(大阪府枚方市)が、苦境に立たされている。大型商業施設が近くに開業。道路の拡幅工事で立ち退きを迫られている店も。団地内の空き地に飲食店や雑貨店を集めたマルシェの開催、木の文化発信拠点づくりなど再生に向けた取り組みを始めている。

 京阪樟葉(くずは)駅から車で約15分。「枚方家具団地」と書かれた大きな看板が見えてくる。府道など約1・5キロの大通り沿いに19店の家具専門店が点々と立ち並ぶ。売り場の合計面積は約4万平方メートルで、甲子園球場とほぼ同じ広さだ。

 枚方家具団地は1962年、宅地化が進んだ大阪市内の家具店や木工所などが山林を切り開いて転出。30店舗ほどあったという。

 当時、売れたのはタンスなど主に国産の婚礼家具。休日には若いカップルとその親で店内はにぎわった。枚方家具団地協同組合の小島正勝理事長(74)は「職人が作る一生モノを買う時代だった」と振り返る。

 だがバブル経済崩壊後の90年代、安価な家具を扱う郊外型の商業施設ができ始め、客が徐々に減少。団地の家具店が閉店し、空き地が目立つようになった。小島さんは、クローゼットを備え付けた住居が増えたことも影響していると分析。「安い家具が大量消費されるようになった」

 追い打ちをかけるように昨年4…

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