鹿児島県の離島を訪問中の天皇、皇后両陛下は17日、初訪問した与論島で、国の重要無形民俗文化財「与論の十五夜踊(おどり)」を鑑賞した。

 与論の十五夜踊は、島の安穏や豊作を願って琉球王朝支配下の1561年に始まったとされる。両陛下は与論町地域福祉センターで、地元保存会のメンバー約20人が白装束や琉球風の衣装をまとい、三つの演目を踊る様子を見守った。

 終了後、メンバー一人一人に声をかけ、天皇陛下は「古いものが伝わって本当によろしいですね」と語った。皇后さまは小道具のお面に見入り、「色々な表情があって。暴れん坊は暴れん坊らしくね。面白うございました」と感心した様子だった。

 この日、島では島内の至る所に日の丸を飾り、住民の多くが沿道に出て両陛下を出迎えた。(中田絢子